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小規模ECと大規模ECの違いについて

ネットショップ運営

長野県長野市にある株式会社アイズモーションです。
今回はゆるりと小規模ECと大規模ECの定義や違い について触れてみます。

まずは小規模ECと大規模ECそれぞれの定義について触れてみます。


小規模EC:

小規模ECは、比較的少ない商品ラインナップや少数の従業員で運営される電子商取引(EC)事業を指します。

通常、売上高や従業員数などの指標に基づいて、小さな規模のEC事業を指す場合があります。

地域的な市場に焦点を当て、地域の消費者に対して商品やサービスを提供することが一般的です。

自社製品や仕入れ商品を販売することがありますが、商品ラインナップは比較的少ないことが多いです。

大規模EC:

大規模ECは、多数の商品ラインナップや多数の従業員を抱える大規模な電子商取引(EC)事業を指します。
通常、売上高や従業員数、商品数などの指標が大きな規模のEC事業を指す場合があります。

地域や国内外の幅広い市場に対応し、大量の消費者に商品やサービスを提供することが特徴です。

自社製品の開発やブランド化、または多くの仕入れ商品を販売することがあります。

 

これらの定義は一般的な傾向を示していますが、実際の小規模ECや大規模ECは、さまざまな業界や市場状況に応じて異なる場合があります。

小規模ECと大規模ECの違いについて、以下の点を考えてみましょう。

1,規模とスケール:
小規模ECは、一般的には比較的少ない商品ラインナップや少数の従業員で運営されます。

これは、地域的な需要に応えることを主な目標としており、その規模がそれに適しています。

一方、大規模ECは、膨大な商品数や大規模な従業員を抱えています。

この大規模なスケールにより、国内外の幅広い市場に対応し、
多岐にわたる商品やサービスを提供しています。

2,顧客数と売上高:
小規模ECでは、通常は顧客数や売上高が限られています。

地域的な需要に応えることが主な目標であり、それに応じた

規模で事業を展開しています。

これに対し、大規模ECは、国内外の広範な市場に対応し、多くの顧客と高い売上高を持っています。
その結果、大規模ECはより高い収益を得ることができます。

 

3,技術インフラ:
大規模ECは、高度な技術インフラが必要です。

大量のトラフィックやデータを処理するためのサーバー設備やセキュリティ対策、

複雑なデータ解析などが求められます。

 

一方、小規模ECでは、シンプルな技術インフラで運営されることが多いです。

このような違いは、それぞれのビジネスの規模に応じて適切な技術の導入が行われていることを示しています。

4,マーケティング戦略:
小規模ECは、通常は地域的な顧客に焦点を当てたマーケティング戦略が展開されます。

地域の広告やイベントへの参加、口コミマーケティングなどが重視されます。

一方、大規模ECは、データ駆動型のマーケティング戦略や大規模な広告キャンペーン、

SNSや検索エンジンを活用した広告が一般的です。

これにより、それぞれの規模のビジネスが効果的に市場へアピールできるよう

戦略が適切に設計されています。

5,在庫管理:
大規模ECは、膨大な在庫を管理する必要があります。複数の倉庫や物流センターを運営し、効率的な在庫管理を行います。
一方、小規模ECでは、在庫管理が比較的シンプルで、通常は少ない在庫を効率的に管理します。この違いは、それぞれのビジネスの規模に合わせた在庫管理の必要性を反映しています。

 

6,顧客サービス:
大規模ECは、多くの顧客に対応するために高度な顧客サービスを提供します。24時間対応のカスタマーサポートや迅速な配送サービスなどが求められます。?

一方、小規模ECは、規模が小さいため、柔軟な対応が可能であり、顧客一人ひとりに焦点を当てたサービスが提供されます。これにより、顧客との関係がより密接になり、忠誠心が高まることが期待されます。

 

これらの違いからもわかるように、小規模ECと大規模ECは、規模や運営方法、戦略などにおいて異なる特徴を持っています。それぞれのビジネスに適したアプローチを取ることが重要です。

 

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・現状診断・マーケティング・スタートアップ、中長期販促計画策定支援
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・環境構築支援(企業WEBサイト、ECサイト構築、メンテナンス)
・運営戦術、各ジャンルのECベンダー様への最適マッチング支援
・GA4(Google Analytics 4)、サーチコンソール(Google Search Console)活用支援


ネットショップ(イーコマース・ネット販売・ECサイト)運営コンサルティングを得意とし、特に地方企業様、事業主様に対し解りやすいアドバイスや助言を心がけております。

主な経歴
1996年:建設業にてCADとの出会いによりPCへの可能性に目覚め転職を決意
1997~99年11月:自作PC制作、販売、LAN構築、法人向けトレーナーサービスを展開
1999~05年03月:ネット販売専門会社設立最大7チャンネルのネットショップ展開を行う
楽天への出店を期に、楽天4店舗、Yahoo、Bidders、自社サイトを運営。
楽天店舗では02年楽天ショップオブザイヤースーパーオークション賞受賞
ロサンゼルス事務所、コペンハーゲン事務所設立越境ECも手がける。
2004年:ネットショップのみで年商3.6億円突破
2005年4月~:アイズモーションウェブコンサルティング設立(個人事とう業主) 長野県専門家登録
2007年06月:株式会社アイズモーション設立(WEBコンサルティング・ウェブサイト製作)
・07年10月~ECコンサルタント実績200社突破。ネットショップ・企業ウェブサイト制作実績多数
・05年、06年、07年(財)長野県中小企業振興センター主催「ネット販売塾」講師
・物販で培ったマーケティングノウハウを活かした、実践的なWEB全般サービスを展開
2012年:ジャパンEコマースコンサルタント協会 JECCICA(社)ジャパンEコマースコンサルタント協会 理事、特別講師就任
2018年4月~2023年3月:長野県よろず支援拠点コーディネーター
2021年~2023年3月:中小企業119専門家(旧ミラサポ)2012年~ 自社ECサイト運営にて、ネットショップ(イーコマース・ネット販売・ECサイト)業界の動向も掴む。

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