あきらめてはいけない地方企業のネットショップ運営について
【わかりやすく書きます編】
地方にある企業や事業主がネットショップ運営を行うがなかなかうまくいかないという声をよく耳にします。
それには多くの原因があります。
今回は、その原因と対策について触れてみたいと思います。
連日、ダイレクトメールや電話等で、ネットショップ運営関連の支援事業者からのアプローチ、
うんざりしていませんか?
耳にしたころがある有名な支援事業者から、初めて聞く企業名など、
その数は年々増えてきているように思います。
有名な支援事業者が我が社を支援してくれたら、ネットショップ運営も成功するのではと
勘違いしてしまいそうになりますが・・・。
2000年ころのネットショップ運営の黎明期と比べたら、現在はそれなりの費用は掛かりますし、
運営におけるある程度のスキルも必要な時代です。
資金が潤沢にあり、プロに丸投げするという選択肢もありますが、
日本の全企業数のうち99.7%が中小企業です。
それはなかなか現実的ではありません。
また、ネット上には有り余るほどのネットショップ運営ノウハウ情報が存在し、
コロナ渦により発展したウェビナーでのオンラインセミナーの連日開催。
ネットショップ運営を支援する事業者が多い都内や地方都市では
リアルセミナーや勉強会、交流会などでコミュニケーションは取りやすい
環境にありますが地方にはその要素が薄く、情報を判断するにも一苦労です。
情報が有り余る中、
自社に適した情報を入手するのは逆に難しい環境であるとも言えます。
ネットショップ運営がなかなかうまくいかない原因として、
ネットショップ運営戦略が無い、立てることができない、戦略はあるがそれが適正ではない。
といった要因が多くを占めています。
ここでまずは、ネットショップ運営を行う際に押さえておきたいポイントをいくつか紹介します。
経営者、事業主がまず最初に定めなければならない項目となります。
なぜ、ネットショップ運営を行うのか?
いつまでに幾ら売り上げたいか?
実務、ディレクションを行う人材は確保できているか(内部、外注等)
実務を行う人材をマネージメントできる上長はいるか
販売する商品ジャンルにおいて、同ジャンルのネットショップ
(モール、自社ECサイト)のどこまで調査が行われているか
まずはこのあたりを明確にして、ネットショップ運営における事業計画書を作っていきます。
ネットショップ運営は、実事業と同等の事業計画が必要です。
地方にはネットショップ運営に適した商材を持つ企業、事業主がまだまだ多く潜在しています。
新たな市場に向けて、準備を進めてはいかがでしょうか。
つづく。
ほかにもゆるりと書いてます。
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